たくさん寝ると元気になれる

好きなことを書く

作文・わたしの『ドリフェスと私』


こんにちは。流行ってる(?)ドリフェスと私作文、読んでて楽しいしパシフィコ行ってエモさ爆発したので書いてみました。が、ただひたすら自分の話をしているだけです。

正直キャストやアニメのここが好き!を書き連ねたらキリがない。みんな好きです。ちなみにKUROFUNEのオンナです。


しかしまあドリフェス!楽しい。人生変わってる人めっちゃいる。なんでだろうと思ったけど、キャストやスタッフも全力、ファンも全力でコンテンツに向き合ってるからなのかもなと思った。パシフィコでの公人くんの挨拶を聞いて、全力で頑張ってる彼らだからこそこちらも応援したくなるんだなあと。公人くんはこんなに応援したくなる子たちよく集めてきたな的なことをDDに対して一歩引いたところからコメントしていたけど、公人くんも間違いなくその対象の一人なんだよな。もちろん株ちゃんも。

ていうかパシフィコ最高超えてた。なんかもうとにかく感情が高ぶって、未だに余韻が身体の中に燻ってる感じ。だけど不思議と、あの日に戻りたい、とは思わない。次のライブを早く見たいなと思う。それはきっと、彼らが常に自分たちの過去の最高を超えたものを見せてくれるからなんだと思う。


わたしの話。二次元オタク。既婚の子持ち。アラサー。結婚して、子どもを産んで、イベントとかコンサートとかしばらくは行かない生活なんだろうなあと思っていた。思っていたし、実際しばらくご無沙汰だった。もともと男女問わずアイドルが好きで、2.5の舞台もそこそこ通ってきた人種。

しばらくコンサートに行けないのは仕方ないというか、子どもが大きくなれば自由な時間も増えるだろうから、そのときにしたいことをすればいいやと考えていた。これは母の影響で、私ときょうだいを育てたジャニオタの母は今現在立派に(?)遠征してコンサートに通っているからだ。今思うと彼女の若い頃をの自由を制限してたのは紛れもなく自分で、申し訳なさと感謝の気持ちでいっぱいだ。本当にありがとう…(関係ないけどこの前宝塚版ポーの一族観劇したらしくてめちゃくちゃ羨ましい)。

まあ現場に行かずとも、在宅でもオタク活動は家でも出来る。アニメを見て、アプリに課金して、円盤やグッズを通販で買う。ドリフェスは配信も多いので本当に有難い。わたし自身あんまりグッズ収集に興味がないので限定発売等へのこだわりがないのでそこは良かった。

主人の転勤で、地元を離れた。二回引っ越した。友達のいない土地で子どもと過ごす毎日。人見知りというか、知らない人と話すのが苦手なので、地域のサークルとかに顔を出す勇気もなかった。意気地なしの小心者で、ネット弁慶。話し相手は子どもとテレビと、ツイッター、あと旦那。旦那はオタク(アニメ一緒に見たら純哉くん推しになった)でわたしの趣味に寛容で本当にいい人だけどとにかく社畜なので家にいない。都内在住で休職でもないので保育園に子を預けられず、専業主婦。仕事してないと、他者との関わりが本当にない。家族以外で話すのってスーパーの店員さんくらい。

ほぼほぼ引きこもりみたいな生活を苦と感じたことはなかった。だけど、気付かなかっただけでけっこうしんどかった。ちゃんと自覚したのはパシフィコからの帰り道だったけど、それ以前から現場に救われていただろうし、ドリフェスに出会わなかったら無自覚でしんどいまま過ごしていたかもしれない。

わたし、ドリフェスに出会って、家の外に出た。これが結論だ。以下、補足みたいな蛇足。


肝心のドリフェス自体はアイカツ経由で知ってアプリをなんとなくやってて、アニメもやるっていうから見るか〜みたいなノリで見始めた。

三次元のオタク的には5話(薔薇の三銃士最高)、二次元のオタク的には7話で落ちた(無事開国即位された)。7話で興奮した勢いのままにダブルマサキの振り返りラインライブを見た。それまでキャストには少しも触れずに過ごしていたけど(正直ハマる予感があったので避けていた)二人ともとても可愛くて唸った。ドリフェス研究室を見た。顔のいい若い男が好きな自分がハマらないわけがなかった。

気付けばドリフェス用にツイッターアカウントを作って、二次創作を書いた。楽しかった。でもこれは何かにハマるたびにやる行動で、ここまでは自分の中で他ジャンルとドリフェスに違いはあんまりなかった。

2017年になり、年明け早々ファンミ02があった。かなり行きたかったけど、現場には行けないのが当たり前と思っていたから申し込みすらしなかった。当日はタイムラインで楽しそうな感想がいっぱい流れてきて、めちゃくちゃ羨ましかった。しかもみんな、なんかとても満たされてて、どれだけ楽しいんだろうかと思った。ファンミ01の映像をYouTubeで見て想像するしか出来なかった。だから円盤収録マジ感謝………

現地でワンマンライブの告知があって、行こうと決意した。ファンミもだけど、他にも行脚や色んなイベントがあって、どれも不参加な自分に耐えられなくなってきていた。こんなにキャストと会えるのを売りにしてるジャンルなのに、一回も生で見ないのはもったいないと思った。それに、キャストと会って楽しそうにしてる人がめちゃくちゃ羨ましかった。

申し込んでみたものの自名義で当選しなくて嘆いていたら優しいフォロワーさんがチケット譲ってくださった。ドリフェスのみんな優しいから好きです。

そして実家から母を呼んで子守してもらった当日。母、本当にありがとう。整番がかなり遅くて、後ろの方からしか見れなかったけど、ステージの上に、DearDreamとKUROFUNEが実在しているのを確認できた。キラキラしてて、ちょうど出たばかりだったMV集より歌もダンスもうまくて、MCでの飾らない素直な言葉が好きで、本当に楽しかった。白船衣装もといイノセントパイレーツマジで最高だった。

何よりすごくパワーがあった。こっちが好きだ!と思ってる分、好きを返してくれる。応援への感謝を言葉で丁寧に伝えてくれた。個人的に、わたしが好きになるものは元々規模の大きいばかりだったので、ライブをやるのは当たり前、ファンがいるのも当たり前、みたいな環境だった。ファンとステージの距離が遠くて、ステージ上からはわたしは豆みたいにしか見えてないだろうしわたしもそう見られてると思ってたから、ドリフェスのみんなが本当に客席を見てるとわかるのが嬉しかった。物理的にもだけど、心理的にも近いところに来てくれて、応援をしっかりと受け取ってくれる。そして返してくれる。それってめちゃくちゃ良いなと思った。初めての体験だった。

それに、必死そうだったり楽しんでたり魅せてきたり、彼らの感情がとてもよく見えた。あ〜、DearDream生きてるんだなと思った。これはDDが二次元だけだったらきっとわからない感覚だった。

あと、ドリフェスを好きな人、こんなにいるんだと思った。家でネットを見てるだけじゃ、実際のファンの熱量ってわからない。何人かフォロワーにも会った。他ジャンルの頃からから仲良くしてくださってる方とも初めて会って感激した。ツイッターの住人も現実に実在していた。白船衣装と新曲(F2F)がヤバすぎてヤバイという話で盛り上がった。

とにかく、ファーストライブ楽しくて、ファンミ03行こうって決意した。


もうこの辺からよく覚えてないけど、とにかく好きが恐ろしい勢いで加速した。知らないあいだにアミュモバとストラボのオカワリ登録していた。

自分の中でドリフェスは二次元と三次元を同一視するというより、好きなキャラが14人いる!と言う方が正しかった。二次元も三次元もかっこいいし楽しいから他のジャンルに比べハマる速度は二倍かそれ以上。二つのジャンルを追ってるような感覚もあった。なんか夏くらいめちゃくちゃ感情が忙しかった(キャストたちが出演してる舞台も行きたかった。でもそちらを優先してドリフェスの現場に行けなくなっては本末転倒だと思ったので、結局ひとつも行かなかった。自由に動ける日数は限られているから、全てドリフェスに充てようと決めていた)。

そして気付けばはじまっていたアニメR。あんなに情緒不安定な一週間はもう二度と嫌だと思うくらい2話のあと沈んだ。ツイッターのタイムラインが死んでたしわたしもほとんど生きてなかった。3話配信日はフォロワーと通話して明け方まで延々と語り合った。報われた。幸せのため息ばかりが漏れた。


ファンミ03、東京2日目のみ参加。客先降りがあると聞いてはいたけど、マジで来た……うわ〜〜!やばい!綺麗!かっこいい!スタイルいい!二階席でしか見られなかったけど、近くに来たキャストたちのオーラが半端なくてビビった。公人くんの周りは発光していた。本物の芸能人だ…と思った。

この日もフォロワーにあった。ドリフェス、人を繋いでくれる。単純に現場の数が多いだけなのかもしれないけど、普段人と話さないので会えて話せて本当に嬉しかった。

人と会って話して、イベントではしゃいで笑って、それをまた話して共有する。本当にふつうのことなんだけど、それが楽しかった。あまりに当たり前のことだから全然ピンと来ない人もいるかもしれないけど、同じものを好きな仲間と自分の好きなものの話ができることは今の自分にとって非日常で、とても楽しいことなのだ。

今回のツアーやバトルライブでも色んな人に会った。これは直接関係ないことだけど、わたしの二次創作を好きと言ってくれる人がいて、ふだん生活してるなかで人から褒められることってないので本当に嬉しかった。パシフィコでは特に色んな人と話せた。わたしに足りてなかったのはコミュニケーションだったのかもなあと帰りに思った。コミュニケーションから得られる肯定感。ふだん○○ちゃんのママ、でしかない自分がちゃんと自分を認めてもらえる瞬間なんだと思った。


あといわゆる接近戦イベントにもいくつか参加した。そのためにメイク道具や服を揃えた。しばらく動きやすい服しか着てなかったので、少しでもまともな、きれいなファンになろうと数年ぶりにスカートを買った。そして行ってみてダブルマサキにやられた。若くてあんなに綺麗な子たちにニコニコされて幸せにならないはずがなかった。

とにかく現場はハッピーに満ち溢れてて、いつだって、ドリフェス最高超えてる…という思いを抱いて帰路に着かせてくれる。そして家に帰ったら子どもが待っている。とても幸せだ。もちろん子どものことは大好きだけど、家で常に接しているのは疲れる。正直イライラもする。少し離れてみるといつもとまた違った愛しさが湧いて、いつもより優しくなれた。現場に行くというきっかけがなかったら、この気持ちもわからなかったかもしれない。本当に引きこもってたんだなあと今さらながら思う。

だから家から出してくれて、他人と引き合わせてくれるドリフェスがわたしには大切だ。本当にありがとう。


ドリフェスってきっと誰もやったことのないプロジェクトだから前例があまりない。少なくともわたしは先を示すモデルケースみたいなのがわからなくて、それって不安でもあるんだけど、わたしたちの応援次第で大きくなっていくし、もちろんその逆もあるんだと思っている。

応援が伝わって、それを推進力にしてぐんぐん伸びていくキャストのみんなを見てると、大げさだけどわたしの応援が人のためになってるんだなあと思う。そして彼らはそれを幸せだという。感謝していると。そんなの、本当はこちらの台詞なのに。

バトルライブ、4日の株ちゃんの挨拶を聞いて応援してきてよかった、好きでよかったと心から思った。ずっとずっと応援したいと思った。KFメインのイベント、本当に待ち望んでいたし、あの日、ステージには4人立っていた。わたしには見えた。あの感覚はたぶん何物にも代え難くて、本当に幸せな瞬間だった。KFが好きだから余計にそう思うのかもしれないけど、こんなの、絶対他では経験できない。幸せでいっぱい泣いた。

壮馬くんの「生まれてきてよかった」も、郁くんの「産んでくれてありがとう」も、きっと本当に思ってないと出ない言葉で。二人の感情があんな風に高まる瞬間を作り出す一因となったのがわたしたちの応援であるということ、その空間に居合わせることができたこと、本当に幸せだと思った。ていうか郁くんの挨拶、言葉には乗り切らない感情が全身から溢れててとにかく泣いた。郁くんのお母さまお父さまに子育ての秘訣をお聞きしたい。他のキャストみんなもだけど、きっとご両親や周囲から愛されて肯定されて育ってきたんだろうなあ。だからファンからの愛を愛で返すのに躊躇いがない。素敵だ。わたしもそうありたいと心から思う。

これからも、キャストやスタッフ、ファンのみんな、そしてわたし自身の幸せが続くように、わたしに出来る範囲でだけど応援していきたい。というか応援する。ここのところのツアーとバトルライブ、全部に参加したわけではないけどそれでも周りに負担してもらって複数回行かせてもらった。本当に感謝です。ありがとう。だからこの先しばらくは自分の役割をきちんとこなせるように頑張ろうと思う。そういう前向きな力をくれるのもドリフェスだなあと感じる。

例え今日のわたしが疲れてても、彼らは疲れや辛さを否定しない。肯定した上で、奏くんたちは、壮馬くんたちは、明日で待っててくれる。公人くんもバトルライブで言ってくれた。だから、明日からまた頑張ろうと思える。とびきり優しい世界だ。だからこんなにも好きなんだろうな。

ありがとう。そしていつの日か子どもとコンサートに行ける日が来るのを待っている。まだ幼いのでしばらくは無理だけど、子連れで来てるファンの方が羨ましかったから、いつの日か絶対連れて行く。広いホールでコンサート開催するときまで応援するから、そのときはファミリー席も検討してくれるといいな。


とりとめのない文章を読んでくださってありがとうございました。読んでくださったということはドリフェスのファンの方ですね。これからも一緒にドリフェス!応援しましょう。一緒に武道館行こうな!

ただ、ここまでドリフェスのことたくさん褒めたけど、ガチャの排出率だけはマジのマジで本当にマジでどうにかしてほしい。圭吾くんのライトニングボルト揃えたい。